2010年6月17日木曜日

WhaleRiderの感想

まず、この物語の最初が母親と双子の弟が亡くなるシーンであったため、驚きました。パイケアに対するおじいさんの接し方もあり、バイケアはなぜ自分が男の子に生まれなかったのだろうかとも考えただろうと思います。おじいさんは「伝統を守り、それを受け継ぐ」ということに力を尽くしていて、映像の中でも、様々な儀式や歌があり、マオリの文化に対してとても興味が湧きました。一度は父のもとで暮らすことを考えたが、おじいさんから冷たくされてもやはりおじいさんのもとでタイハアを学ぼうと必死なバイケアは凄いと思いました。後半のシーンで鯨が打ち上げられたときバイケアの力で鯨が動き出し、鯨も助かることができたから、鯨もまたバイケアを助けたんだと思いました。鯨とバイケアの繋がりに感動しました。最後は若者たちが民族衣装に身を包み、いっせいに舟をこぎ、民族の伝統も守れて良かったなと感じました。マオリ族の鼻と鼻を合わせる挨拶や、民族間での挨拶の仕方なども学ぶことができて、私もマオリ族の文化に触れるのが楽しみです!